僕が、和歌山県へ移住するためにしたこと。

今回はこのサイトのテーマ軸でもある”移住”について話をしてみる。
僕が和歌山へ移住するためにしたことをまとめてみた。

Contents


  1. 移住するまでの暮らし
  2. 何で和歌山?
  3. 移住するまでにしたこと

1. 移住までの暮らし

住まいは実家だった。
当初は30歳には結婚して、実家を出て大阪府内のどこかに奥さんと暮らしていくんだろうと考えていた。
理想と現実は大きく違っていて気づけばもう31歳(2018年10月時点)になっていた。

そして、2018年末に勤めていた会社の大阪事業所が閉鎖され東京本社に統合されることが決まっていた。
東京の本社への転勤をするのか? 違う会社に転職するのか?
東京に引っ越しするのか? そのまま大阪に住むのか?

僕自身の中で勤めていた会社ではやり甲斐を感じ、成長の実感もあったが事業部を継続させるためにその時点で僕自身の持って最大限の力を使ってやることをやったので悔いはなかった。
だから、僕は退職をして新しい道を見つけることを決断した。
会社都合での退職ということもあって失業保険もすぐにおりるので、少し休息も含め考えることにした。

その自分探しの期間にこれまで興味を持っていた和歌山県への移住を本格的に考えるようになった。

2. 何で和歌山?

僕の趣味はマラソン。
年に数回、ハーフマラソンやフルマラソン大会に参加している。
和歌山の大会にも参加していて、参加の度に景色や食べ物に魅了されていた。
特に和歌山市で開催される和歌浦Jazzマラソンが毎年楽しみだった。

暮らすのなら東京や大阪ではなく和歌山で静かに暮らしたいなと夢のように思っていた。
周りからも「何で和歌山やねん。アカンで」言われたりしていた。「何で和歌山やねん。アカンで」に対して何でなのかを調べるために、気づけばマラソン大会以外で和歌山へ行く機会を作るようになっていた。
大阪でいつも遅くまで働いていたこともあって休日まで難波や梅田に行くのはゴメンだという気持ちもあった。
休日は息抜きも兼ねて、平日は交流会があったので仕事の営業目的で和歌山へ行っていた。
※ 下記写真は大新ピクニック

僕の中で一番の問題は仕事だった。
和歌山に縁もゆかりもない僕がどうやって和歌山に移住して暮らしていくんだとそこは不安でしかなかった。
この問題については移住してからも悩まされることになる。
それはまた別の記事でアップできたらと思っている。

いきなり住むというより和歌山県という地域がどんな人、場所、文化があるのか数年かけて僕なりに調査をした。
そして、仕事がなるくなるタイミングもあったので和歌山移住について本格的に考えるようになった。

3. 移住するまでにしたこと

① 妻となる彼女との話し合い
2019年の初めは無職からのスタート。
当時は彼女だった妻はいつも笑顔で僕に「あなたなら大丈夫」と言ってくれた。
そんな中でも僕を信じてくれている人は大切にしないといけないと思い、プロポーズをした。
そして、僕のこれからの生き方や仕事対しての気持ちとその時点でオファーを頂いている会社の話を彼女に伝えた。結婚することを決めた。
しかし、仕事はまだ何も決まっていない状態だ。
それでも彼女は失業保険をもらえる期間、就職活動をすることを条件に移住に関しても動いて良いことを承諾してくれた。

② お仕事&移住体験
2019年2月からは和歌山県が主催するお仕事&移住体験に参加した。
僕は由良町(紀中)と古座川町(紀南)の2つの町に行くことになった。
※ この体験が後の僕に大きな影響を与えてくれる機会となった。

由良町

紀中地域の由良町では地域おこし協力隊の方とご一緒させていただき、打ち合わせの参加・地域の方との交流・どんなところに住んでいるのか移住の現実を見ることができた。
移住を調べてくると必ず出てくるのが地域おこし協力隊。実際にされている方の話やお仕事に同行させていただくことは本当に貴重な経験だった。

古座川町

紀南地域は方言も違うし、田舎だから難しいと周りからの意見が多かった。
でも実際に行った紀南地域の古座川町は非常に面白かったし、新しい可能性を感じさせてくれた素晴らしい町だった。
その理由はお世話になった職場と僕の前職と同じ内容だったこともあった。
仕事体験も含めての移住体験だったので、パソコンやカメラを持参していた。
そのため、現地行ってからはすぐに取材へ行く事ができより濃密な体験ができた。
取材をすることで地域の方の話(町の歴史やこれからの思いなど)を聴くことができた。

今でも数ヶ月に一度は古座川町に遊びに行き当時お世話になった仲間と会っている。

お仕事&移住体験へ行ってよかった点
・地域の人とのふれあうことができる
・本当に移住したい/ できるのかと自分自身に問いかけができる
・ネットやセミナーだけではない自分自身の情報を集められる

③ 県主催の移住イベントへの参加
僕は大阪で開催されるイベント県が主催するイベントに数回参加した。
2019年7月に開催された和歌山県が開催した各市町村で活躍できそうな人材をその土地の担当者が指名するイベント「和歌山県があなたをスカウトします!Wakayama Loveドラフト」に参加したことがきっかけで和歌山市とマッチングし、その2ヶ月後に移住することになった。

「和歌山県があなたをスカウトします!Wakayama Loveドラフト」

結論

この記事は前段は僕のこれまでの紹介も交えながら移住をすることをまとめてみた。
僕自身が移住するにあたって準備したことについては大きく3つのポイントだった。

  • 移住体験やイベントに参加することで地域への理解が深まる
  • 移住するには自分ひとりだけでなく、家族の理解が必要
  • 移住を決断するには、大きなきっかけや縁がなければなかなか難しい

僕のように和歌山県に特に親族がいるわけでもない、縁もゆかり人間が移住をするには情報が必要だった。
そのために、サラリーマン時代から和歌山県に遊びにいくこと、退職後の移住体験や移住イベントの参加し情報を集めた。
世の中が便利になったとはいえ、自分自身で見つけ確認した情報ほど確かなものはないと思う。特に僕の場合は結婚をすることもあったので妻となる彼女への説明も必要となってくるので、ただ移住したいだけでは通用しない。
そうであれば、給与面など諸々保証がある東京や大阪の会社で働けばいいと思う。

彼女と僕がこれからの未来どうやって楽しく暮らしていきたいのかをベースに考えるようにした。
その結果何とか現在、和歌山市に移住して夫婦で楽しく暮らしている。

以上、僕が、和歌山県へ移住するためにしたこと。

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